抜歯後に血が止まらない!原因や対処法と寝るときの注意点を解説

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抜歯後に血が止まらない!原因や対処法と寝るときの注意点を解説

–目次—————————————

◆抜歯後に血が止まらない原因

◆抜歯後に血が止まらないときの正しい対処法

◆抜歯後の夜寝る前に確認すべき注意点

◆抜歯後の正常な出血と異常な出血の違い

◆抜歯後の出血について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ

———————————————

 

親知らずなどの抜歯後に血が止まらず、「このまま寝ても大丈夫?」と不安になる人は少なくありません。

出血は正常な経過である場合もあれば、異常を示すサインの可能性もあります。

この記事では、抜歯後に血が止まらない原因、対処法、寝る前に注意すべきポイントを詳しく解説します。

 

 

◆抜歯後に血が止まらないのはなぜ?原因

抜歯後に出血が続く背景には、身体の状態や生活習慣が深く関係しています。

まずは代表的な原因を整理してみましょう。

 

血管や血液の問題

抜歯した部分の血管が収縮しにくいと、出血が長引くことがあります。

また、血液が固まりにくい体質や服薬の影響で、血餅(かさぶたのようなもの)ができにくい場合もあります。

 

生活習慣による悪化

下記のような生活習慣は、血が止まりにくくなる原因となります。

 

・強いうがい(血餅が取れてしまう)

・喫煙

・飲酒

 

このような行動は止血を妨げるため、抜歯後は控える必要があります。

下記の記事もぜひ参考にしてください。

抜歯後の喫煙について タバコは吸ってはいけない?

 

持病や感染の影響

糖尿病や血液疾患などの持病がある人は、出血が長引きやすい傾向があります。

また、抜歯部位に細菌感染が起こると炎症によって血管が傷み、出血が続く原因になることもあります。

 

◆抜歯後に血が止まらないときの正しい対処法

「血が止まらない!」と焦ると間違った対応をしがちです。

ここでは自宅でできる正しい対処法を解説します。

 

ガーゼでの圧迫止血

清潔なガーゼを抜歯部位に当て、30分ほどしっかり噛んで圧迫します。

最も基本的で効果的な方法です。

 

口のすすぎ方

強いうがいは血餅を流してしまうため避けましょう。

必要な場合は水を軽く含み、静かに吐き出す程度にとどめます。

 

血餅については下記の記事で詳しく説明しています。

ぜひこちらも参考にしてみてください。

血餅とドライソケットの見分け方とは?自宅で簡単にできるセルフチェック法も紹介!

 

食事の工夫

抜歯後すぐは硬いものや熱い食べ物を避けましょう。

柔らかい食事を選ぶと出血が安定しやすくなります。

 

 

◆抜歯後の夜寝る前に確認すべき注意点

抜歯した日の夜は、「寝ている間に血が止まらなくなったらどうしよう」と不安になりやすいものです。

実際、横になったり寝返りをしたりすることで血の塊(血餅)が取れて、再び出血してしまうことがあります。

ここでは、具体的に気をつけたいポイントを解説します。

 

楽に眠れる姿勢をつくる

出血を悪化させないためには、頭の位置と寝る体勢が重要です。

 

・枕を少し高めにして、頭を心臓より高い位置にする

・うつ伏せや、抜歯した側を下にして横向きになるのは避ける

・あお向けでリラックスできる姿勢を保つ

頭を高めにしてあお向けで眠ることで血の流れが落ち着き、出血しにくくなります。

 

寝る前に控えたほうがよいこと

寝る前に何気なくしてしまう習慣の中にも、出血を悪化させるものがあります。

次のような行動は避けましょう。

 

・強くうがいをする

・歯ブラシで抜歯した部分を触る

・喫煙や飲酒をする

 

特に喫煙と飲酒は血流を増やしてしまい、血が止まりにくくなるのでやめておきましょう。

 

寝る前の準備

ちょっとした準備をしておくと、夜中に出血があっても慌てずに対応できます。

 

・清潔なガーゼを手元に置いておく

・枕の上にタオルを敷いて、もし血が出ても汚れないようにする

・お風呂は短めにするか、できれば控えて体を温めすぎない

 

このような準備をしておけば安心感が増し、気持ちよく眠りにつけるでしょう。

 

◆抜歯後の正常な出血と異常な出血の違い

抜歯したあとに血がにじむのは自然な反応で、必ずしも異常ではありません。

しかし、出血が長時間続いたり、体に不調を感じたりする場合は注意が必要です。

ここでは「正常なケース」と「異常が疑われるケース」を具体的に見ていきましょう。

 

正常なケース

少量の出血は自然な経過です。

ティッシュで軽く押さえたときに「じわっと赤くつく程度」であれば問題ありません。

 

・にじむような少量の出血が数時間続く

・ガーゼをしっかり噛んで圧迫すると落ち着く

 

このような場合は、自然な経過と考えてよいでしょう。

 

異常が疑われるケース

次のような症状があるときは、出血が止まりにくい状態や全身のトラブルが関係している可能性があります。

 

・1時間以上、血がダラダラと出続ける

・口を開けると鮮やかな赤い血がサラサラと流れてくる

・出血に加えてめまいや気分の悪さを感じる

 

このようなときは自己判断せず、できるだけ早めに歯科医院へ連絡してください。

 

◆抜歯後の出血について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ

抜歯後に少量の出血が続くのは自然な経過であり、多くの場合は心配いりません。

ガーゼをしっかり噛んで圧迫すれば落ち着くことがほとんどです。

ただし、血が1時間以上止まらない、鮮やかな赤い血が流れ続ける、めまいや体調の不良を伴うといった場合は、異常のサインかもしれません。

早めに歯科医院へ相談することが大切です。

 

千葉県白井市や西白井付近にお住まいで、抜歯後の出血が気になる方は、けやき台鈴木歯科へご相談ください。

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記事の監修

けやき台鈴木歯科

院長
鈴木哲史

昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。