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親知らずの腫れを早く治す方法とは?今すぐできる対処法や受診目安を解説

–目次—————————————

◆親知らずの腫れはいつまで続く?基本の流れと治り方

◆親知らずの腫れを早く治す5つの対処法

◆親知らずの腫れを早く治すためにやってはいけないNG行動

◆親知らずの腫れで受診が必要な症状とは?

◆親知らずの腫れを早く治すには冷却・安静・清潔!危険サインは歯科へ

———————————————

 

親知らずが腫れると、食事や会話がつらく、日常生活に大きな影響が出てしまいます。

腫れには一定のピークと回復の流れがあり、多くは1週間前後で落ち着くケースが一般的です。

 

早く治すためには、冷却・安静・清潔の3つを徹底することが基本となります。

ただし、強い痛みや発熱、腫れの拡大といった危険サインがある場合は、早めに歯科を受診することが欠かせません。

 

この記事では、親知らずの腫れを早く治す方法とやってはいけない行動、受診の目安などについて詳しく解説します。

 

 

◆親知らずの腫れはいつまで続く?基本の流れと治り方

親知らずの腫れには一定のパターンがあり、ピークを迎えた後は徐々に落ち着いていきます。

一般的には抜歯後2〜3日目に腫れが強くなり、その後は1週間ほどで改善するケースが多いです。

腫れの経過を知っておくと「今が一番つらい時期」と理解でき、不安を和らげられるでしょう。

 

腫れの詳しい経過や回復の目安については、下記の記事で詳しく解説しています。

より具体的に知りたい方は参考にしてください。

親知らずの抜歯後の痛みと腫れはどれくらい続く?

 

次の章では、腫れを早く治すために「今すぐ実践できるセルフケア方法」を紹介します。

 

 

◆親知らずの腫れを早く治す5つの対処法

親知らずの腫れを和らげるには、冷却・安静・清潔を意識したセルフケアが欠かせません。

無理に我慢するのではなく、正しい方法で対応すれば回復を早める効果が期待できます。

ここでは、自宅ですぐに取り入れられる5つの方法を紹介します。

 

冷やす:頬の外側を10〜15分タオルで冷却

腫れを抑える一番の基本は、患部を冷やすことです。

冷却により血流がゆるやかになり、炎症反応が落ち着きやすくなります。

氷を直接肌に当てると凍傷の恐れがあるため、タオルに包んで10〜15分程度を目安に行いましょう。

長時間連続で冷やすと逆効果になるため、間隔を空けながら繰り返すのがポイントです。

 

鎮痛薬を正しく服用(例:ロキソニン)

強い痛みや腫れを伴う場合は、鎮痛薬の使用も有効です。

市販薬ではロキソニンやイブプロフェンが代表的で、炎症を抑える効果も期待できます。

ただし、胃への負担があるため食後に服用し、用法用量を必ず守ることが大切です。

 

自己判断での過剰な服用は副作用のリスクが高まりますので、症状が続く場合は歯科医院で処方を受けると安心です。

 

やわらかい食事で栄養補給

腫れているときに硬いものを噛むと患部を刺激して回復が遅れてしまいます。

そのため、うどんやおかゆ、スープなど、やわらかくて消化の良い食事がおすすめです。

特にタンパク質やビタミン類を意識すると、治癒をサポートできます。

反対に、香辛料の強い料理や熱すぎる食べ物は炎症を悪化させる恐れがあるため控えましょう。

 

優しいうがいと歯磨きで清潔を保つ

口腔内を清潔に保つことも大切です。

食べかすや細菌が残ると感染の原因となり、腫れが長引く可能性があります。

ただし、強くうがいをすると血の塊(血餅)が流れて治りが遅れるため、軽く口をすすぐ程度にとどめましょう。

歯磨きも患部を避けつつ、他の部分を丁寧に磨くことがポイントです。

 

水分・睡眠・上半身を高くして休む

身体の回復には休養が欠かせません。

十分な睡眠と水分補給を心がけることで、免疫力が整い治りやすくなります。

横になるときは枕を少し高くして上半身を起こすようにすると、血流が下がり腫れが軽減しやすいです。

スマートフォンやパソコンの長時間利用は交感神経を刺激して回復を妨げるため、できるだけ控えると良いでしょう。

 

以上の5つの対処法を組み合わせれば、親知らずの腫れを効果的に和らげられます。

次は、逆にやってはいけない行動について見ていきましょう。

 

 

◆親知らずの腫れを早く治すためにやってはいけないNG行動

親知らずの腫れを早く治すためには、正しいセルフケアと同じくらい「やってはいけない行動」を避けることが大切です。

間違った対処をしてしまうと炎症が悪化し、回復が遅れるどころか新たなトラブルを招く恐れもあります。

ここでは腫れを長引かせる代表的なNG行動を紹介します。

 

温めすぎ・長風呂・激しい運動

身体を温めると血流が増え、腫れや痛みが悪化します。

熱いお風呂やサウナ、激しい運動は避け、短時間の入浴で済ませましょう。

 

アルコール・喫煙・強いうがい

アルコールは血流を促し腫れを強め、喫煙は治りを遅らせます。

さらに強いうがいは血餅を流し、回復を妨げます。

控えめなケアを心がけましょう。

下記の記事もぜひ参考にしてください。

抜歯後の喫煙について タバコは吸ってはいけない?

 

ドライソケットになる行為

ストローやタバコの吸引、固い食事は血餅が取れる原因となることが多く、強い痛みを伴うドライソケットを引き起こす恐れがあります。

抜歯後はやわらかい食事を選びましょう。

 

このようなNG行動を避けるだけで、腫れの悪化や合併症を防ぎやすくなります。

次は、歯科を受診する目安について確認していきましょう。

ドライソケットについては下記の記事で詳しく説明しています。

ドライソケットのリスクと予防法!親知らず抜歯後の注意点

 

 

◆親知らずの腫れで受診が必要な症状とは?

親知らずの腫れはセルフケアで改善するケースが多い一方、放置すると重症化する場合もあります。

次のような症状が見られるときは、迷わず歯科を受診しましょう。

 

発熱・膿・強い痛みが続く場合

腫れとともに38度以上の熱が出たり、膿が出て口臭が強くなったりする場合は感染の可能性があります。

痛み止めが効かないほどの強い痛みも危険サインです。

 

口が開けづらい・腫れが広がる場合

口が大きく開かない、頬から首にかけて腫れが広がっている場合は炎症が深部に進んでいる恐れがあります。

早急な処置が必要です。

 

抗生剤や処置が必要になるケース

セルフケアだけでは治らない感染症は、抗生剤や切開による排膿など専門的な治療が必要です。

症状が悪化する前に受診すれば、治りも早くなります。

危険なサインを見逃さず、少しでも不安を感じたら早めに歯医者を受診しましょう。

 

 

◆親知らずの腫れを早く治すには冷却・安静・清潔!危険サインは歯科へ

親知らずの腫れは、多くの場合1週間ほどで落ち着きます。

早く回復するためには、頬を冷やす、やわらかい食事をとる、口腔内を清潔に保つなどのセルフケアが基本です。

逆に、長風呂や飲酒・喫煙、強いうがいは腫れを悪化させるため避けましょう。

 

ただし、発熱や膿、強い痛み、腫れの拡大といった危険サインがある場合は自己判断せず、早めに歯科医院を受診することが大切です。

親知らずの腫れについて気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科までお気軽にご相談ください。

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記事の監修

けやき台鈴木歯科

院長
鈴木哲史

昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。