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虫歯治療後の詰め物が取れてしまったらどうすればいいの?

 

歯の詰め物が取れてしまっても、すぐに受診できるとは限らないでしょう。

そのまま放置しても大丈夫なのか迷うことがありますが、放置は厳禁です。

 

この記事では、虫歯治療後の詰め物が取れた時の対処法を解説しています。

なぜ放置が厳禁なのか、受診までに注意したいことがあるかも解説しており、詰め物が取れた時の悩みを解消してください。

 

 

◆虫歯治療後に詰め物が取れてしまったらどうすればいいの?

 

虫歯治療後に詰め物が取れたら、まずはかかりつけの歯科医院に電話しましょう。

そのまま放置すると虫歯や歯周病になるリスクが高まるため、1日でも早く電話連絡することが大切です。

 

歯科医院に電話連絡すると、状況を確認してくれるでしょう。

詰め物は手元にあるのか、痛みなど問題があるのか聞いてくれます。

緊急性が高いと判断する時は、すぐに受診を勧められるので、指示に従ってください。

 

取れてしまった詰め物は、状況次第で再利用できる場合があるため、捨てずにとっておくようにします。

 

 

◆詰め物が取れた原因は?

 

詰め物が取れた原因は、主に3つあります。

 

・虫歯になった

詰め物は歯にかぶせますが、全く隙間なく作ることはできません。

また、治療後はピッタリ合っていた詰め物でも、時間とともに歯茎が下がるなどの原因で隙間が生じることもあります。

詰め物に隙間ができていると、菌が内部に入り込み虫歯になって詰め物が取れてしまいます。

 

・詰め物が劣化した

詰め物は接着剤で固定しますが、接着剤の経年劣化で詰め物が取れやすくなります。

また、詰め物そのものも使ううちにすり減っていき、変形することで外れる場合もあるでしょう。

接着剤や詰め物は耐久年数があり、経年劣化は避けられません。

 

・歯ぎしりで摩耗した

詰め物をしたばかりでも、噛む力が強く歯ぎしりの癖があると、詰め物自体が変形して外れやすくなります。

 

 

◆詰め物が取れたら放置は厳禁!

 

詰め物をかぶせるため歯を削っており、詰め物が取れた部分は象牙質が露出します。

象牙質が露出していると虫歯になりやすいため、詰め物が取れたら放置は厳禁です。

 

通常の歯であれば、エナメル質で虫歯のリスクを防ぐことができています。

しかし、エナメル質の下にある象牙質が露出した状態は影響を受けやすくなっており、詰め物が取れた状態を1か月放置すると、虫歯のリスクが高くなってしまいます。

 

 

◆その他詰め物が取れた時に注意しなければいけないこと

 

虫歯治療後の詰め物が取れたら、以下の点に注意しましょう。

 

・自分で治そうとしない

虫歯がなく接着剤の劣化で詰め物が取れただけなら、外れた詰め物を再利用できます。

 

自分で詰め物をかぶせるだけでも治せるイメージがあるかもしれませんが、歯科用の接着剤以外で治すのは絶対に避けてください。

一般的な接着剤は口の中の使用を想定しておらず、安全性が保障されていないからです。

 

また、接着剤を使わず自分で詰め物をかぶせると治ったようにも見えますが、再び外れて飲み込むリスクがあるため避けましょう。

 

・刺激の強い食べ物を避ける

詰め物が取れた部分は象牙質が露出しており、刺激を感じやすくなっています。

辛い物・冷たい物・甘い物などで刺激を感じることがあります。

 

・詰め物が取れた歯で噛まない

詰め物が取れた歯で噛むと欠ける可能性があるため、反対側の歯で食事をしましょう。

 

 

◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ

 

千葉県にお住まいで保険治療分野について気になることがある方は、西白井駅からアクセスしやすいけやき台鈴木歯科へご相談ください。

 

鈴木 哲史

けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史

昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。