お知らせ

News Detail

親知らずの抜歯後の痛みと腫れはどれくらい続く?

 

親知らずが痛み出したら、抜歯が必要になるかもしれません。

しかし、親知らずを抜いた後に「すごく腫れた」「痛かった」などの声を聞くと、不安に感じてしまうでしょう。

 

この記事では、親知らずの抜歯後の腫れ・痛み・出血の経過を解説しています。

どのような経過で治癒していくのか理解することで、親知らずの抜歯に対する不安が解消されやすいので、不安軽減のためぜひ続きを読み進めてください。

 

◆親知らずの抜歯後、腫れはどれくらい続く?

 

真っすぐ生えていた親知らずの場合は、抜歯後にほとんど腫れません。

腫れたとしてもすぐに治まるため心配しなくて大丈夫です。

 

一方で、斜めに生えた親知らずや、歯茎に埋まっていた親知らずの抜歯後は、2~3日腫れが続くことがあります。

歯茎の切開が必要であれば、組織に損傷が起きているため、多少腫れるのは当然のことです。

 

また、歯茎に埋まっている親知らずで、歯茎の切開だけでなく骨を削る必要がある場合は、より腫れが長引く場合があります。

 

 

◆痛みはどれくらい続く?

親知らずの抜歯後の痛みは、2日~1週間程度です。

 

抜歯の際には麻酔をかけるため痛みはありませんが、麻酔が切れてくると痛みが出てきやすいため、鎮痛剤が処方されます。

処方された鎮痛剤を服用しておけば、激しい痛みを感じなくて済みます。

 

親知らずの抜歯後に痛みがあっても、時間の経過とともに少しずつ治まってきます。

ずっと痛みが続くのではなく、痛みが弱まっていくため、日常生活に支障が出ることは少ないでしょう。

 

抜いた部分に血餅(けっぺい)と呼ばれる血の塊ができており、気になるからといって歯ブラシで触ると痛みが出やすいため注意してください。

 

 

◆抜歯後に出血はどれくらい続く?

 

親知らずの抜歯後は、傷口に丸めたガーゼを当てて強く噛み、出血を止めます。

そのまま10~15分ほど噛み続けると、出血は止まるでしょう。

 

止血することで患部に血の塊ができ、血の塊で傷口をふさいでくれます。

血の塊が剥がれると再び出血することがありますが、ガーゼやティッシュを丸めて20~30分強く噛むと、ほとんどのケースで出血は止まります。

 

血が多く出るときは、太い血管が傷ついた恐れがあり適切な処置が必要になるため、早めに歯科医院を受診してください。

 

◆親知らずの抜歯後の一般的な経過

 

親知らずの抜歯後は、少しずつ症状が緩和されていきます。

しかし、腫れは抜歯から遅れてピークを迎えるため、一般的な経過を把握しておきましょう。

 

抜歯当日は、腫れ・痛み・出血があります。

翌日になると当日より腫れがひどくなりますが、痛みと出血は減少します。

腫れは3日目にピークを迎えやすく、4日目には腫れ・痛み・出血は減少するでしょう。

 

抜歯から5日目になれば、腫れ・痛み・出血はほとんど気にならなくなります。

血の塊が吸収されていくのは7日か8日目くらいで、親知らずの抜歯から約1週間かけて徐々に治癒していきます。

 

◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ

 

千葉県白井市にお住まいで親知らずの抜歯でお悩みの方は、西白井駅近くにあるけやき台鈴木歯科へご相談ください。

虫歯・歯周病・予防歯科の保険治療分野に対応しております。

鈴木 哲史

けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史

昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。