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親知らずの抜歯はどのように行うの?治療の流れも含めて説明します。

 

親知らずは口の一番奥にあるため、抜歯に関する不安があるかもしれません。

また、抜歯後の痛みや腫れの話を聞いて、不安を感じる方もいるでしょう。

 

この記事では、親知らずの抜歯の流れを解説しています。

親知らずにトラブルがある方が、抜歯の不安を軽減させ、スムーズな治療が受けられることを目指しています。

 

◆親知らずの生え方には3パターンがある

 

親知らずの生え方には、以下の3パターンがあります。

 

・真っすぐ生えている場合

他の歯と同じように、親知らずが真っすぐにきれいに生えている状況です。

とくに問題がなければ、直ちに抜歯する必要はありません。

しかし、親知らずが真っすぐ生えていたとしても、口の奥に位置するため磨き残しが生じやすい点は変わりません。

 

・斜めに生えている場合

親知らずが斜めに生え、一部が歯茎から露出している状態です。

日本人の顎が小さいことが原因で、最も一般的なケースとされます。

斜めに生えた親知らずは、歯磨きが困難で虫歯や歯周病のリスクが高まるほか、隣の歯を圧迫し歯並びを乱す可能性があります。

 

・横向きに生えている場合

親知らずが横向きに生え、完全に歯茎の中に埋まっている状態です。

歯が露出していないため磨き残しによる虫歯や歯周病のリスクは低いですが、隣の歯を圧迫し歯並びを悪化させるリスクや、嚢胞(のうほう)と呼ばれる膿の袋が形成される可能性があります。

 

◆生え方により治療の難易度が違う

 

親知らずの生え方に応じて、抜歯の難易度は異なります。

 

・真っすぐ生えている場合(難易度:低)

親知らずが通常の歯と同じように真っすぐ生えている場合、標準的な器具を使用して比較的容易に抜歯できます。

 

・斜めに生えている場合(難易度:中)

親知らずが斜めに生えていて一部の歯のみが露出している状況では、直接器具で歯を掴むことができません。

そのため、歯茎を切開して親知らずを露出させた後に抜歯する必要があります。

 

・横向きに生えている場合(難易度:高)

親知らずが横向きに生えている場合は、切開する必要があることが多く、抜歯の難易度は高くなります。

場合によっては、埋まっている歯を分割して取り出す作業が必要になることもあります。

 

◆親知らず抜歯の治療の流れ

 

抜歯の難易度別に、治療方法が異なります。

 

・真っすぐ生えている場合

へーベルという器具を歯に引っ掛けて、テコの原理を使い抜歯します。

骨から親知らずを外す際に音がすることがありますが、麻酔が効いているため痛みはありません。

 

・斜めに生えている場合

歯茎をメスで切開し、親知らずを露出させてから、ヘーベルを使い抜歯します。

隣の歯が邪魔をして抜けないときは、歯を分割してから取り除きます。

最後に歯茎を縫合して終了です。

 

・横向きに生えている場合

歯茎をメスで切開し、器具を使って歯茎をしっかり開きます。

歯が完全に見えるようになるよう骨を削り、歯を割ってから取り出します。

最後に縫合をして治療は終了です。

 

◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ

 

歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へご相談ください。

千葉県白井市の西白井駅近くにあり、親知らずの抜歯も承っております。