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歯周病のよくある質問とは?【監修:けやき台鈴木歯科院長 鈴木哲史】

 

 

--目次---------------------------------------  

 

◆歯周病は年齢に関係なくなりますか?
◆歯肉炎と歯周炎は別物ですか?
◆歯周病は全身の病気に関わると聞いたのですが。
◆タバコは歯周病に悪いのでしょうか?
◆口臭は歯周病と関係ありますか?
◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ

 
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◆歯周病は年齢に関係なくなりますか?

 

歯周病は成人になってからなるのが一般的です。

しかし、本格的な歯周病の前段階である歯肉炎は、年齢に関係なく子供でもなる可能性があります。

歯が生えてからは、誰でも歯肉炎や歯周炎のリスクがあるのです。

 

現在の日本では、30歳以上の3人に2人が歯周病だといわれています。

毎日のセルフケアと定期的な歯科医院での検診が、歯周病予防に効果的です。

 

◆歯肉炎と歯周炎は別物ですか?

 

どちらも歯周病の病態を表しており、症状の進み具合によって歯肉炎か歯周炎に分けられます。

炎症が歯ぐきのみに起きている場合は歯肉炎です。

歯を支える組織(歯周組織)は正常なので、歯垢除去や正しいブラッシングを行えば症状が改善するでしょう。

 

一方、歯周炎は歯周組織まで炎症が起きている状態です。

歯ぐきが腫れて赤くなり、歯みがきのときに出血を伴います。

歯を支えるあごの骨も溶けていくので、次第に歯がグラグラするようになります。

 

◆歯周病は全身の病気に関わると聞いたのですが。

 

歯周病は全身の病気に関わります。

歯周病菌などの炎症物質を唾液や食事と一緒に飲み込むことで、全身に広がり悪影響を与えるのです。

以下で、代表的な疾患を見てみましょう。

 

・動脈硬化(心筋梗塞、脳梗塞)

・感染性心内膜炎

・糖尿病

・早産

・低出生体重児出産

・肥満(メタボリックシンドローム)

・誤嚥性肺炎

・骨粗鬆症

 

一見関係ないような疾患でも、歯周病が関わっていることがあります。

特に糖尿病は相互に影響を及ぼすため、注意が必要です。

 

◆タバコは歯周病に悪いのでしょうか?

 

タバコは歯周病に悪影響を与えます。

タバコには、ニコチンなどの化学物質が含まれます。

それらが体内を巡ると歯ぐきの免疫力を低下させ、歯周病のリスクが高まるのです。

 

また、歯周病の初期症状である歯ぐきからの出血が出にくくなるため、歯周病に気づきにくいのが特徴です。

さらに非喫煙者と比べると、歯周病の治療の効果が低いというデータもあります。

 

◆口臭は歯周病と関係ありますか?

 

関係あります。

口臭は、歯周病の症状の一つです。

 

しかし口臭は、口内環境のほかにも鼻や消化器などの内臓疾患が原因になることもあります。

一概に口臭があるから歯周病だとはいえないため、そのほかの症状があるか確認してみましょう。

 

また実際どこも悪くない場合でも、心的要因で口臭が発生する場合もあります。

心配な方は、一度歯科医院に相談するのが良いでしょう。

 

◆歯科の保険治療分野(虫歯・歯周病・予防歯科など)について気になることがある方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ

 

歯周病についてわからないことがあれば、なんでもお答えします。

歯科の保険治療分野のご相談や、千葉県白井市や西白井駅付近で歯医者をお探しの方は、けやき台鈴木歯科へご相談ください。

 

鈴木 哲史

けやき台鈴木歯科
院長 鈴木 哲史

昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。