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差し歯は保険適用できる?費用を抑えるために知っておきたいポイント
–目次—————————————
◆差し歯とは?治療の基本と種類を知ろう
◆保険適用される差し歯の条件とは
◆差し歯の保険診療と自費診療の違い
◆差し歯の費用相場|保険適用時と自費の比較
◆差し歯治療で後悔しない歯科医院選びのポイント
◆差し歯の保険適用について気になる方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
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歯を失ったときや大きく欠けたときに必要になる「差し歯」。
いざ治療となると、「保険が使えるのか?」「費用はいくらかかるのか?」といった疑問が出てくる方も多いでしょう。
この記事では、差し歯に保険が使えるケースや費用の相場、保険適用と自費診療の違いまでを丁寧に解説します。納得できる治療を受けるための参考にしてください。
◆差し歯とは?治療の基本と種類を知ろう
差し歯は、歯が大きく欠けたり、根だけが残った状態になったりしたときに行う治療です。
元の歯を補う形で、人工の歯を被せて噛む機能や見た目を回復します。
● 差し歯の治療とは何か
差し歯は、歯の根を残したまま、その上に「土台(コア)」を立て、さらに「被せ物(クラウン)」を装着する治療です。
虫歯が進行しても、歯根が健康であれば差し歯によって治療可能なことが多いです。
● 差し歯の代表的な種類(クラウン、ブリッジなど)
差し歯には、1本単位で被せる「クラウン」や、歯が失われた部分に橋をかけるように複数の歯をつなげる「ブリッジ」があります。
素材や形状により、見た目や耐久性が異なります。
◆保険適用される差し歯の条件とは
差し歯の治療がすべて保険適用になるわけではありません。
見た目や素材の違いによって、保険が使えるかどうかが決まります。
● 保険が適用される素材と部位
差し歯に保険が使えるのは、基本的に「最低限の機能を回復するための治療」が対象です。
以下のような被せ物が保険適用の代表例です。
前歯に使われる「レジン前装冠」
中身は金属、外側は白いプラスチックのような素材
奥歯に使われる「CAD/CAM冠」
機械で削り出した白い樹脂製の被せ物
これらは、見た目をある程度保ちながら、噛む力に耐える設計になっています。
● 条件に合わないときの注意点
治療に保険を使うには、使用する素材や治療部位に条件があります。
例えば、白い被せ物を奥歯に使いたい場合でも、噛み合わせや位置によっては保険が使えないことがあります。
また、見た目をより美しく仕上げるためにセラミックなどを選ぶと、自費診療となります。
◆差し歯の保険診療と自費診療の違い
同じ差し歯でも、「保険診療」と「自費診療」では選べる素材や治療方法が異なります。
自分の希望に合わせて選択することが大切です。
● メリット・デメリット
保険診療の最大のメリットは、費用が抑えられる点です。
ただし、見た目や素材の選択肢が限られています。
自費診療では、天然の歯に近い美しさを持つ素材が使えるため、見た目にこだわる方には適しています。
その代わり、費用は高めです。
● 治療内容と見た目の違い
保険診療では、金属が見える被せ物(銀歯)になることもあります。
特に、奥歯では白く仕上げられない場合もあるでしょう。
一方、自費診療ではオールセラミックなど、歯に近い透明感を持つ素材が使えます。
見た目の美しさに加え、金属アレルギーが心配な方にも適しています。
◆差し歯の費用相場|保険適用時と自費の比較
費用面は、多くの方が最も気になるポイントではないでしょうか。
保険診療と自費診療では、差し歯1本あたりの金額に大きな違いがあります。
● 保険適用時の費用の目安
保険診療で差し歯を作る場合、自己負担が3割の方なら以下のような費用が目安です。
前歯の「レジン前装冠(前面は白い素材で中身は金属)」
約3,000円〜5,000円
奥歯の「CAD/CAM冠(白い樹脂製の被せ物)」
約5,000円〜7,000円
これらは機能性を重視した治療です。
白さはありますが、時間が経つと変色する場合があります。
● 自費診療の場合の費用と特徴
自費診療では、選べる素材が豊富です。
なかでも人気があるのは、見た目が自然な「セラミッククラウン」や「ジルコニアクラウン」です。
1本あたりの費用は、50,000円〜150,000円程度が相場です。
保険適用の治療に比べると費用は高めですが、見た目の美しさや耐久性は優れています。
◆差し歯治療で後悔しない歯科医院選びのポイント
差し歯の治療は一度行うとやり直しが難しいため、医院選びも重要です。失敗しないためのチェックポイントを押さえておきましょう。
治療前には以下の点を確認しておくと安心です。
・保険診療か自費診療か、明確に説明があるか
・カウンセリングが丁寧で、疑問にしっかり答えてくれるか
・見積もりの提示が明確か
納得できないまま治療を進めないように注意しましょう。
◆差し歯の保険適用について気になる方は、西白井のけやき台鈴木歯科へ
差し歯の治療では、使う素材や治療内容によって保険が使えるかどうかが決まります。
機能回復が目的であれば保険診療が可能ですが、見た目を重視するなら自費診療が選ばれるケースも少なくありません。
まずは信頼できる歯科医院で相談し、自分に合った治療方法を見つけることが、後悔のない治療につながるでしょう。
千葉県白井市や西白井付近にお住まいで、差し歯の保険適用が気になる方は、けやき台鈴木歯科へご相談ください。
差し歯についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
記事の監修
けやき台鈴木歯科
院長
鈴木哲史
昭和大学歯学部を卒業後、西白井駅に開業して20年以上。
地域の方々に寄り添える歯科医院を目指し、虫歯治療や歯周病など幅広い診療を行っております。